オーシャン東九フェリーに乗船し鮎釣行へ
東九フェリーに乗船
東京〜徳島〜北九州を結ぶオーシャン東九フェリーに乗船し鮎釣行の旅は始まった。
大鮎釣りで名の知れた熊本県の球磨川その支流の川辺川そして宮崎県の一ツ瀬川、板谷川のどれかの河川で美鮎を釣るため10日間の旅だ。
係員に誘導されバイクや車に乗車し乗船の順番待ちをしている列に並ぶ。
潮の満ち引きにより高さを調整するバイクや車で乗船するための道路が完成し、いよいよ乗船を開始する。
係員に誘導された場所に車を停車させ荷物を持ちエレベーターで上の階へ向かう。
19:30出航。
飛行機が青い夜空を水平線に向って飛んでいく。
東京ゲートブリッジが銀色に輝いていた。
館内の地図。
航路図。
廊下の左右には部屋があり部屋に窓あり窓なしなどが選べる。
部屋には向かって右側に二段ベッド。小窓のある七畳ほどの広さ。
トイレとは別に化粧室もあったので歯磨きや洗顔を自分のペースでできた。
お風呂の窓からは 広く青い空や海が見えて気持ちの良い眺めだった。
洗いたてのシーツと枕カバーに横たわり薄く軽いキルティング生地の掛け布団をかけた。
思ったより船は揺れないので船酔い薬も飲まず眠りに落ちた。
食堂
翌朝は朝食を食堂で食べた。
無料の紙皿や紙コップ、割り箸、スプーン、フォークが用意されていた。
飲み物は煎茶、焙じ茶、お湯、水が無料で常備されている。
コーヒーはアイス缶コーヒー、ホットはお湯を入れるドリップタイプが自販機で選べた。
真ん中には42インチほどのテレビがあり視聴用に青や黄色の椅子が20脚ほど並べてある。
その後ろには特産品が飾られた丸いカウンターと椅子。更に後ろの方には2人用、広めの4人用テーブルがゆったりと置いてありそれらを仕切る用にを擦りガラス付きカウンターテーブルと椅子が設置されている。
一人旅にも配慮されたインテリアだった。
通路をはさみサイドにそれぞれ15人ほど座れる椅子とカウンターがあり小窓からは海や島の景色が広がっていた。
甘い菓子パンは自販機で売っていた。(クリームやチョコレート、餡子入りなど)持ち込んでいたパン、チーズ、サラダ、フルーツと熱い紅茶をいただいた。
1テレビとリラックスルーム。
こちらの椅子は少し硬めなリクライニングチェアになり座り心地が良かった。
2フリースペース リラックスルーム
テレビのあるリラックスルームの裏には
小窓が並ぶフリースペースがあり静かでがらんとしていた。ほどよい弾力で座り心地のよいソファとテーブル7脚は手前に置いてある。こちらでしばし読書を楽しむ。明るく居心地の良いスペースだった。
徳島到着13:20
積荷のトラックが忙しそうに往復していた。
港桟橋の風景。
冷凍食品自販機ご紹介
食堂に置いてある冷凍食品自販機
助六寿司やヒレカツサンドウイッチ、肉じゃがまで自販機で売られていた。
これら冷凍食品をあたためる専用の電子レンジが数台並びメニューにより何分温めるなど細かく書いてあり便利だった。
家庭用のレンジもいくつかあります。
北九州着岸
北九州に朝5:40着岸した。
外は薄青白い。
タグボートがフェリーを押して着岸をアシスト。
北九州は今にも雨が降りそうな曇り空。
九州自動車道をひたすら下り
その前にドライブインで朝食。今朝は何にしようかな?
結び
沿岸を航海したためと風がなく凪状態だったため船は揺れずに一番心配だった船酔いはなく快適だった。
眺めがよく静かに過ごせる場所もいくつかあった。
食べ物は野菜サラダや果物、ヨーグルト、豆腐、甘くないパン、紅茶などは売ってないので持参し良かった。
好きな事だけを考えて読書も好きなだけ出来る贅沢で幸せな時間だった。
窓の外は日の光により照らされ映りゆく美しい海が広がっていた。
ややこしい問題が惹起されることもなくごたごたに巻き込まれることもなく
二泊三日の初めての船旅が無事に北九州に着岸したことは何よりも嬉しい。