王家の谷
王家の谷は新王国時代から歴代のファラオが埋葬されてます。(トトメス1世以降から)
ピラミッドの形をしたエルクルン山のふもとにあり、入り口が狭く盗掘から守りやすいから王家の墓に選ばれたらしいです。全部で63の墓が発見されています。
こういった乗り物で王家の谷に向かいます。
ツタンカーメン墓を除くチケットで3つ見られます。ツタンカーメンの墓は別料金で100エジプトポンドです。ツタンカーメンの墓のみ12時から13時は閉鎖されていた。ツタンカーメンの豪華な副葬品はエジプト考古学博物館で見ることが出来ます。ツアーだと後の予定が決まってるためツタンカーメンの墓は諦めざるを得ない。ラムセス2世の墓も修復工事は終わってなかった。
ガイドおすすめのラムセス4世の墓へ向かってみた。墓の中は写真が撮れないのが残念だった。
そこには信じられない程の色鮮やかな壁画が残っており素晴らしかった。天井画はヌト女神と大気の神シューはダイナミックで圧巻だった。
坂道を歩いてお目当ての墓に向かいます。
ラムセス9世の墓は太陽光線に導かれて昇天するファラオの絵(死者の書)が印象的だった。
トトメス3世の墓も玄室には死者の書が書かれている。パピルスの用紙を壁に貼ったような特殊な書き方をしていた。
ラムセス6世の看板です。
王家の谷は、エジプト、テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある岩山新王国時代以前の王の墓の多くが盗掘にあっていたことから、トトメス1世によってはじめて自分の墓のありかを隠す目的でこの谷に初めて岩窟墓が建設された。その後の長い歴史の中で王家の谷にある墓の多くも盗掘を受けたが、1922年に発掘されたツタンカーメン(トゥトアンクアメン)王の墓は唯一未盗掘で、副葬品の財宝が完全な形で発見された。
墓にはKV1~KV64という名前がつけられている。KVはKings Valleyの頭字語、数値は発見順の連番である。ただし西の谷の墓はWVで始まり、WV22~WV25となっている。
墓の中での撮影は写真、ビデオとも禁止されている。外では可。
2014年、ミイラ約50体が埋葬された共同墓地が新たに発見された。
発見された主な王墓 編集
ツタンカーメン王墓(KV62)
トトメス1世王墓(KV38)
トトメス3世王墓(KV34)
ラムセス1世王墓(KV16)
ラムセス2世王墓(KV7)
ラムセス3世王墓(KV11)
ラムセス4世王墓(KV2)
ラムセス6世王墓(KV9)
ラムセス7世王墓(KV1)
ラムセス9世王墓(KV4)
ラムセス10世王墓(KV18)
セティ1世王墓(KV17)セティ2世王墓(KV15)
アメンヘテプ2世王墓(KV35)
ハトシェプスト女王墓(KV60)
アイ王墓(WV23)
4月29日 AFP】エジプトの古代都市ルクソール(Luxor)近郊にある王家の谷(Valley of the Kings)で、王族のものを含む約50体のミイラが埋葬された共同墓地が発見された。関係当局が28日、発表した。
エジプト考古省によると、共同墓地には、紀元前1550~1292年にこの地を支配した古代エジプト第18王朝のトトメス3世(Tutmoses III)とトトメス4世(Tutmoses IV)の息子たちをはじめとする王族が埋葬されている可能性が高いという。
共同墓地では、スイス・バーゼル大学(Basel University)の専門家らを含む考古学者たちによって、木製の棺やマスク、死体の防腐処理の過程で取り除かれた臓器を入れるために使用されたつぼが見つかっている。またミイラのなかには、新生児のものもあったという。
ムハンマド・イブラヒム(Mohamed Ibrahim)考古相は声明を発表し、つぼに書かれた文字を調査した結果、これまで知られていなかった複数の王女を含む30人以上の名前が特定されたと述べた。
この共同墓地も、他の多くの場所と同様に、古代に盗掘の被害に遭っている。墓地のある場所は、観光客に人気の王家の谷の最北西部だ。この谷にはツタンカーメン(Tutankhamun)王の墓もある。